さて本日は岡崎市の康生町を紹介します。
康生といえば岡崎市民だけでなく、西三河に住む人にとっては遠い昔、あこがれの商業地でありました。
しかし全国の多くの商店街と同様に郊外にできたモールに客を奪われ、中心市街地活性化の対象となっておりました。
その康生にも変化の兆しがようやく見えてきました。
まずは名鉄不動産が康生通西3丁目に建築中の分譲マンション「岡崎タワーレジデンス」です。
地上31F,ファミリータイプ215戸の大型マンションで、2008年2月の完成を目標に、現在は20階あたりまでできあがっています。
名鉄東岡崎駅からは徒歩15分程度と駅からは遠いものの、南の眼下に岡崎城を見下ろす絶好のロケーションです。
もちろん2万発の花火が打ち上げられる、8月の花火大会も地上でうごめく大衆をよそに、ワインを片手にお部屋からバッチリ見ることができます。
ここは昔、名鉄岡崎ホテルと名鉄サンリバーがあったところで、高校当時にイエスやELPなどのプログレッシブ・ロックに狂っていた筆者も知立からチャリを飛ばしてここにあった「ヤマギワ電器」という大型レコード店によく来ておりました。
これはすぐ近くに建築中の「岡崎市図書館交流プラザ」です。
2008年秋の開館予定に合わせてシビコに至るプロムナードもきれいに整備されます。
ここは昔、岡崎スポーツガーデンという流水プールがありました。
次は材木町1丁目、セルビの北にある「材木パーク」と「ピンクハウス跡地」です。
ここに2009年3月の完成をめざして、14階建の1K208戸という岡崎では見たこともない大型賃貸マンションが建築されます。
事業主はSBIホールディングさんにて、ついに岡崎にも東京のビッグな資本が投入されました。
こちらは材木パークのすぐ西にコンバージョンが完成したソシアルビルです。
前は「山本ビル」という普通のオフィスビルでしたが、宇都宮の会社が買って、ソシアルビルにコンバージョンしました。
というわけで、長らく新しいビルがまったく建たなかった康生界隈も地元以外の資本が入り始め、ようやく変化の兆しが見え始めました。
こちらは変化の兆しとは関係ありませんが、ほぼ完成した「岡崎市役所東庁舎」です。