名古屋の高級住宅地シリーズ第3弾は、昭和区南山町(みなみやまちょう)を紹介します。
南山大学(こちらはなんざんと読みます)や中京大学の学生でにぎわう八事の西の高台に位置します。
戦後に開かれた別荘地でしたが、今では「世界のトヨタ」の創業家をはじめとして中部財界の方々の豪邸が建ち並ぶ、堂々とした高級住宅地です。
まず上の写真は、地価公示「昭和-3」の周辺です。
2007年1月1日時点の価格は、295,000円/㎡でやはり前年比30%の上昇です。
単価だけ見ると、東京の方から「なにそれ?蒲田より安いじゃん」と言われそうですが、東京と名古屋では価格水準が違うので仕方ありません。
次は選定替え前の地価公示「昭和-3」の周辺です。
白壁4丁目や覚王山と比べて、南山町の特徴はどのお宅も緑が多く、画地規模が大きいことです。
敷地が300坪から400坪の大邸宅が建ち並び、道から建物が見えない邸宅もあります。
1ロットの土地価格は300坪で3億程度となり、総額は蒲田より当然高いです。
こちらは南山町にある「南山中学・高校の女子部」です。
ここからおしゃれなお店が建ち並ぶ「雲雀ヶ丘(ひばりがおか)」まで歩く予定でしたが、暑いのでやめました。
こちらは南山町とは国道153号(飯田街道)をはさんで北にある「八事山興正寺」の山門と五重の塔です。
名古屋の高級住宅地の近くには、どういうわけか著名な学校やお寺があります。