松坂屋名古屋駅前店が今年の8月29日に閉店することが決定しました。
名駅前に「高島屋」と「松坂屋」の2つの大型百貨店が並ぶことが名駅前の発展のために好ましいと思ったのですが、仕方ありません。
ターミナルビル建替え後の売り場面積が現在と同じ16,000㎡程度では、高島屋とは競争にもならないため見送りするしかありませんよね。
ドラマ「不毛地帯」でわずか10%の出資比率を提示されて日本石油公社グループから離脱した近畿商事と同じような気持ちでしょうか。
こちらは1月末に閉店した「松坂屋岡崎店」です。この跡地の活用法が岡崎市民の注目を集めています。
岡崎市が市民会館を新築することを検討しているようですが、ぜひ実現してほしいです。
この康生という土地は「家康が生誕した地」ということで岡崎市民にとってはやはり特別な土地なのです。
松坂屋、セルビ、岡崎メルサ等の商業施設ができる前(昭和30年代)には、康生には裁判所、税務署、警察署、図書館、郵便局などの公共施設が集積していました。
公共施設 → 商業施設 → 公共施設へと土地の利用方法がまた昔に戻ってきたのも時代の流れかもしれません。
こちらは松坂屋岡崎店のすぐ近くの商業施設「シビコ」です。松坂屋から9店舗程度がこちらにテナントとして移転したため、少しにぎやかになりました。
岡崎メルサ、松坂屋がなくなって康生地区に残る唯一の大型商業施設として今でも頑張っています。最後まで頑張っているといいこともあるようですね。
追伸 コメントを「表示可」にしたところ、風俗などの迷惑コメントがどんどん入ってきましたのでまた「コメント不可」にしました。あしからず。