師走の大安売りでにぎわう柳橋市場まで足をのばしました。
12月4日の臨時総会で2019年10月での売却が決まった「中央水産ビル」です。
ビル自体は卸売り業者ら70社近くが加盟する協同組合の所有ですが、1965年築なので54年も前の建物です。2020年度までに耐震改修か建て替えをするよう名古屋市から求められていましたが組合員の多数決で売却がきまったとのことです。
鉄骨・鉄筋コンクリート造7階建ての建物で敷地は約2000㎡です。
柳橋市場全体で約200店舗が営業していますがそのうちの70店舗がこの中央水産ビルの中で営業しています。
こちらは中央水産ビルと一緒に売却予定の自走式駐車場です。敷地は約1000㎡ですが、錦通に面していますのでこっちの方が価値は高いかもしれません。
こちらも一緒に売却予定の6階建て冷蔵ビルです。江川線に面しており、敷地は289㎡で地価公示の標準地「名古屋中村5-25」です。2018年1月1日時点の公示価格は1,260,000円/㎡です。
売却先は未定と新聞にありましたが、大きく報道されましたのですでに水面下で交渉が進んでいることでしょう。
こちらはすでにトヨタ系不動産会社に売却された旧柳橋食品ビルの跡地です。(当ブログで2018年2月に紹介)
こちらは中央水産ビルと道をはさんで東にある「名古屋綜合市場ビル」です。
そのまた北隣の「マルナカ食品センタービル」です。この4つが柳橋市場の中核をなすビルでしたがこのうち2つが売却となれば残る2つもいずれ売却となるのは時間の問題でしょう。
名駅から徒歩圏、容積率800%の商業地域なので4つのビルだけでなく、周辺の店舗等も含めて再開発されることが期待されていますが、地権者が多くて相当な時間もかかるため名古屋の不動産会社でこれができるのは先のトヨタ系不動産会社だけだと思います。
名駅の超高層ビル群の再開発は基本的に三井・三菱といった東京資本が中心的役割を担っていたのでジモティーとしてはぜひトヨタ系不動産会社に登場してもらいたいところです。17年の歳月をかけた六本木ヒルズのようにゆっくりと地権者と話し合って開発をすすめていただきたいと思います。
劇場を併設した複合高層ビルを希望する方も多いですが、フィギュアスケートファンの筆者としては全日本や世界選手権も開催可能なスケートリンク付スーパーアリーナを併設したビルを建ててもらいたいです。(12月23日の全日本女子フリー、抽選でチケットが当たったので門真スポーツセンターまで見に行きました。)
宇野昌麿さんをはじめ山本草太さん、日野龍樹さん、壺井達也さん、本郷理華さん、山下真瑚さん、松田悠良さん、横井ゆは菜さん、荒木菜那さんなどなど全日本レベルの選手がきら星のごとく名古屋を拠点にして活躍していますので、門真や埼玉スーパーアリーナのように駅のどまん前にアリーナを造ってほしいものです。(名駅でなくても栄でもかまいません。笠寺や大幸のような中途半端な郊外ではなく名古屋のど真ん中にお願いします。)
全日本の興奮がまださめきってないので調子に乗って脱線しました。
こちらは先の中央水産駐車場の近くのすし屋です。ワンコイン500円で新鮮なネタのすしをカウンターで提供しています。
すぐ近くの2階に上がってゆくこのすし屋も安くておいしいお勧めです。いいね!と思ったらここをクリック
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